株式会社いたがき

タンニンなめしの逸品は、愛着を育む。

鞄いたがきは、創業以来“タンニンなめし革”にこだわり続けています。100%植物由来の環境に優しい革は、使うほどに艶と風合いを増し、持つ人とともに育つ素材です。職人が一つひとつ丁寧に仕上げる製品は、堅牢で長く愛用でき、修理も可能。素材の魅力と確かな技術を活かした、時代を越えて愛されるシンプルで美しいものづくりをご紹介します。

同時開催イベント(札幌商工会議所ものづくりコーナー)
住所 〒0791102 北海道赤平市幌岡町113番地
電話番号 0125320525
オフィシャルサイトURL https://www.itagaki.co.jp/
Instagramアカウント URL https://www.instagram.com/kaban_itagaki/
その他のSNSアカウント URL https://www.facebook.com/kaban.ITAGAKI/

製品・サービス

鞍ショルダー 大

いたがきを創業する原動力になった「鞍ショルダー」は、創業者がそれまで培ってきた技術と想像力を振り絞り、1年半という時間をかけて精魂込めて開発したいたがきの第一作目の鞄です。
ものづくりへの信念やタンニンなめしの革の良さ、北海道という土地への想いなど様々なきっかけが制作の背景にあり、創業の心が宿る "いたがきの象徴"として、その誕生以来、更なる改良を重ねながら大事に作り続けています。
タンニンなめしの革だからこそ表現できる造形美と、革の一片も無駄にせず、見えない部分にも様々な工夫を凝らしてパーツを組み合わせる構造は、この革の全てを知り尽くした職人だからこそ辿り着くことができた、完成度の高い いたがきの代表作です。

鞍ショルダー 小

コンパクトな鞍の鞄が欲しいというご要望から誕生した小ぶりなショルダーバッグです。長財布やスマートフォンなど身の回りの小物だけを入れるのに適したサイズ。丁寧な作りと他にはない気品溢れるデザインはフォーマル、カジュアルとあらゆる場面で活躍してくれます。
1998年にいたがきの代表作・鞍ショルダーをシリーズ化し、より多くの方に使っていただきたいという思いから誕生した製品です。
作業工程に難しい部分はありながら、基本の技術をきちんと身に着けてから、3年程しっかりと経験を積めば手掛けることができる、作り手にとっても鞍シリーズの入門となるアイテムです。

ヒロカワ製靴 SOLID I-2240

"SOLID(ソリッド)I-2240"は2022年の創業40周年に合わせて、履き心地の良さにこだわり「グッドイヤー製法」で革靴の一貫生産を行っているヒロカワ製靴(東京墨田区)にて特別に製作していただいたオリジナル靴です。タンニンなめしの革や革靴が好きな方は必見、試す価値のある逸品が完成しました。
靴の甲革に、いたがきでは鞄になる硬いタンニンなめしの革を靴用に少し柔らかくした状態で使用され、つま先部分の立体的な形は「つり込み」という精巧な技術によって作られています。
足が直接触れる中底にはイタリア直輸入の良質なタンニンなめしの革を、その下には反発性のある中物(EVA素材)やシャンクも内蔵されています。最初は少し強めのフィールド感を感じても靴を馴染ます期間(1ヶ月~ぐらいからで、個人差があります。)が過ぎると体重で中底が沈み、中物とシャンクの機能によって履き心地の良さと良いフィット感が生まれます。
裏革には耐久性を重視したタンニンなめしの革を使用、見えない内装にも長年の経験に裏付けられた、ヒロカワ製靴独自の工夫や質の高い技術が随所に施されています。

関連動画

【鞄いたがき公式】鞄いたがき 40年のあゆみ
2022年10月に40周年を迎えた鞄いたがきの創業者、板垣英三の生誕から創業~40周年までを懐かしき時代ごとの写真と共に、写真アルバムでまとめました。
こだわりの革鞄メーカーの足跡。ぜひご覧ください。
【57のパーツが織りなす奇跡】乗馬用「鞍」の曲線美を再現した革鞄 | 北海道 鞄いたがき
北海道の老舗革製品メーカー『鞄いたがき』。創業の原動力となった代表作「鞍ショルダー」の製作現場に密着しました。
馬具である「鞍」の優雅な曲線美を、硬く丈夫なタンニンなめし革でいかに表現するか。その答えを探すため、創業者が1年半もの歳月を費やしたこの鞄は、57個もの小さな革パーツが、熟練の職人の手によって緻密に組み上げられる、まさに「ものづくり」の真髄です。
革を慈しみ、技術を絶やさないという強い想い。
単なる「モノ」を超え、一生を共に歩む「人生のパートナー」となる鞄が生まれる瞬間を、ぜひご覧ください。